2021/8/9 11:23

AKBのハート射止めた強者!クロアチア人になった石井!立ち技初挑戦の石井vs元AKBの夫!石井慧vs愛鷹亮を徹底解剖!

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9月20日、横浜アリーナで激突!


 オリンピック・シーズンたけなわだけに、プロレス・サイドからも、関連事項をすくい出し、ニュースにする動きがみられる。例えば、レスリングで銅メダルを獲得した屋比久翔平選手には、その少年時代、永田裕志が既に出会っていたことが明かされているし(『東京スポーツ』8月4日付)、オカダと抗争を続けるジェフ・コブは、アテネ五輪のレスリング代表だった過去を各媒体で付言されている。しかし、今世紀で最も印象に残る、いわば、プロレス・パフォーマンスが披露された瞬間と言えば、2008年の北京五輪にとどめを刺すだろう。金メダルを獲得した柔道家が、その直後、カメラに向かい、両腕を曲げた状態で、肘を背後に2回、引いたのだ。それは、いわゆる、ハッスル・ポーズであった。同ポーズのブームは、既に2004年に来ていたため、若干不可思議な気もしたのだが、同ポーズの始祖、小川直也と、その金メダリストに親交があった故の披露だった。それにしても、大袈裟でなく全世界が注目する中でのこのパフォーマンスの実行。ぶっ飛んでいると言えなくないし、事実、同選手の言動も、それに違わぬものだった。「五輪のプレッシャーなんて、(選手団を率いる)斎藤(仁)先生のプレッシャーに比べたら、屁のツッパリにもなりません」「優勝出来たのは皆さんの応援のお陰でなく、自分の才能のお陰です」etc。そう、現在、プロの格闘家として活躍する、石井慧である。

 その石井慧のニュースが8月4日、入ってきた。9月20日、横浜アリーナでおこなわれる、『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』に参戦。立ち技オンリールール(K-1ルール)に初挑戦することが明かされたのだ。

 さらに驚かされたのがその相手。愛鷹亮がピックアップされたのである。大物食いで知られるK-1戦士であることのみならず、加わる注目が、その所帯。今年の1月、元AKBの佐藤すみれさんと結婚。6月には第一子である娘も誕生し、公私ともの更なる飛躍が期待されている。

 今回は、この石井慧vs愛鷹亮を、徹底ピックアップしたい。

愛鷹亮の、『愛鷹』とは?


 先ず、愛鷹亮の横顔から行ってみよう。こちらはリングネームで、本名は後藤亮。静岡県の沼津市出身で、愛鷹とは、彼の住んでいた地域名。通っていた愛鷹小学校、及び愛鷹中学校への思い入れから拝借したようだ。事実、地元愛は強く、2019年の2月まで、地域に根差し、エアコンも効かない小さなジムに所属していた(『力道場静岡』)。愛鷹自身、こう語っている。「無名かもしれないけれど、ここの会長の指導、理論は日本で最高と信じている。ほかには考えられなかった。(中略)『あしたのジョー』のジムみたいなこの雰囲気も好きなんです」(『朝日新聞』(東京地方版/静岡)2017年3月21日付)。それよりも更なる地元愛を感じさせるのがその職歴。なんとプロの格闘家になる前は、静岡県警の警察官だったのだ。約5年間、交番や機動隊に勤務。逮捕術の関東大会に出場し、団体優勝の経験も。

 2012年、こちらを退職。プロとして注目されたのは、なんと言っても、2019年8月24日におこなわれた『K-1 WORLD GP JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト』(エディオンアリーナ大阪)。大会名通り、日本勢と外国人勢が5vs5の対抗戦。その先陣で、身長200cmのシナ・カリミアン(イラン)と対戦した愛鷹は、大きく振り回した右ストレートで圧巻のKO勝ち。そのド迫力に、一躍、K-1重量級の寵児となったのである。

 実は高校時代に柔道に打ち込んでいた愛鷹。県大会で優勝の実績もあり、よって、柔道金メダリストは、憧れの的。対戦相手の石井に対しても、素直に畏敬の念を口にしている。そんな、飾らず、真面目な人柄に惚れたのが、まさに元AKBの佐藤すみれさんだった。

 出会いは2020年の8月。場所は東京は新宿にある『MK CAFE』。こちらに配信番組の収録に来ていた愛鷹と、同じく、仕事の打ち合わせで来ていたのがすみれさん。第一印象は、お互い、「自分は、相手の好みではないだろう」だったようだが、そこで状況を急変させたのが、同カフェのオーナーであるKさん。仲の良いすみれさんから、「彼氏は、見た目も中身も強くて、真面目で優しい人がいい」と聞いており、まさに愛鷹はピッタリの男性像。Kさんの計らいで何度か同席の元での食事会をおこない、交際に発展。婚姻、並びに一粒種に恵まれたのは、先述の通りである。

もう日本人じゃない!? 石井。


 対して石井だが、金メダル獲得以降のおさらいから入ろう。総合格闘家への転身を宣言し、2009年の大晦日に、吉田秀彦戦でデビュー(判定負け。リングはFEG『Dynamite!!』)。以降、アメリカでトレーニングしつつ、現地、及び、日本での試合をこなす形に。2011年の大晦日には、エメリヤーエンコ・ヒョードルとも対戦(KO負け。リングは『DREAM』)。2013年よりIGFを主戦場にし、同年大晦日にはMMAルールで藤田和之に勝利し、IGFチャンピオンシップを獲得。だが、2014年には、ミルコ・クロコップに2連敗。「どうしてそんなに強いのか」と、2017年にはミルコの母国、クロアチアに渡り、ミルコの練習場を拠点に。なんと、同国の国籍もとり、本人のTwitterによれば、同地に自分の墓も買ったというから驚きだ。ということは、法律上、日本国籍は既に喪失していることになるが。実際、今回のK-1の発表でも、石井はクロアチア国籍となっている。

 いずれにせよ、ミルコと言えば、立ち技のエキスパート。薫陶を受けた石井だけに、初のK-1ルールでの今回の試合は、こちらの威信を背にした勝負ともなろう。老婆心ながら、以前の地上波中継のK-1であれば、ミルコと愛鷹の、元警察官という経歴がクローズアップされた煽りVが作成されていたところか。そういえば2度の離婚歴のある石井。愛鷹サイドの陣容がやっかみの素材とならないような、タイトな演出と試合を望みたいが、そこで気になるのが、石井の立ち技の実力のほど。エポックとなる試合で、立ち技でやられてきた印象があるためだ。

的確ローの石井、メガトンパンチの愛鷹。


 デビューの吉田戦では、右フックを浴びて、両手をマットについてしまうシーンも。ヒョードル戦では、ラスト、パンチの3連発で失神KO負けするのだが、石井自身は、「最初の1発しか覚えてない」と言う。しかも、失神して倒れている最中に、大晦日のカウントダウンが始まるという、なんともなオマケ付きだった。

 実は右利きながら、サウスポーに構える石井。これは、バーナーペイン(首から肩にかけての、痺れるような感覚障害)と、手術の失敗もあり、従来の右組みから変えたもので、実際、左の方がパンチが強いという。ミルコの拠点での練習で、こちらにどれほど磨きがかかっているかが気になる。また、評価されているのが、ローキック。姿勢、威力ともに、プロに高評されており、ややリーチが短い印象のある石井だけに、こちらを中心に組み手てて行く可能性もあるだろう。体重は20kgほど石井が上であり、こちらが優位に働くことも間違いない。

 対して愛鷹の武器は、ズバリ、パンチ。自分より大きな相手との戦歴も多く、それゆえというわけでもないかもだが、大振りのそれが散見され、当然、威力抜群。観客を沸かせるファクターとなっている。はっきり言って、20kgのウェイト差があるからこそ、愛鷹の恐れ知らずな部分が長所に働く部分があると思う。もちろんK-1では先輩となるわけで、体格差から、ファンの支持は愛鷹か、などと予想して行くのも面白いだろう。

 久々に、世間の注目も呼べるビッグカードとなった。当日を楽しみにしたい。

この記事を書いたライター: 瑞 佐富郎

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