2021/2/8 13:10

オカダと2人で行く場所とは!? 彼女が出来ずに集めたものって?いよいよIWGPジュニアヘビー級王座に初挑戦!SHO特集!

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オカダと2人で行く場所とは!? 彼女が出来ずに集めたものって?いよいよIWGPジュニアヘビー級王座に初挑戦!SHO特集!
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2月10日、IWGPジュニアヘビー級王座に初挑戦!


 2月1日、突然の復帰劇があった。1月6日の東京ドームシティ大会後、姿を消していたジェイ・ホワイトがリングに登場。参戦を要求したのだ(翌日より参戦)。別に離脱や脱退が明文化されていたわけではないので、復帰というのも変なのだが、公式HPからもプロフィールが削除されるなどしていたジェイだけに、インパクトはあった。筆者など、「WWEに行くのでは?」とあらぬ妄想をしたものである。同時に、結局、新日本に残留(?)となったジェイを見て思い出す、先人のヤングライオンたち2人の評価があった。

「次の寮長?ジェイかも知れない。アイツはチャンコも作れるし」「入門する時、自分から頭を丸めて来た。それで『新弟子と同じ生活を1からさせてくれ』と」……。それらの言葉が反芻され、ベタながら、改めてジェイの新日本プロレス愛も思い起こした次第である。その先輩達にとって、ジェイは2015年に、3年ぶりに入門して来た“新弟子”だった。つまり、直接の後輩であり、もっと言うと、出来が悪かったり、すぐ逃げ出すと困る人員だったのである。

 その2人、いわば、ジェイの直接の先輩こそ、SHOとYOH。ジェイがこの度、新たな旋風を巻き起こしたことと併せ、新日本プロレスも、徐々に新たな局面に入り始めたと思わせた。2月10日、SHOが遂に、IWGPジュニアヘビー級王座に初挑戦するのだ。関係者筋の評価はおろか、ファン(特に女性)からの人気も高かったSHOだが、くり返すが、意外にもIWGPジュニアのシングルへの挑戦は初めて。昨年より、『ワールドプロレスリング』での露出も増加。YOHが怪我で欠場中なのは残念だが、ヒロムとEVIL(渡辺高章)の次世代であるSHOが、シングル王座を争う段階になったことで、リング内は更なる活況を呈すことだろう。いきなり濃いトリビアになるが、本名の(田中)翔の他に、候補とされていた命名は、「(田中)翼」だったとか。どちらにせよ、今、まさに大きな飛翔を果たさんとしている。

 以前、テンプラボーイズとしてのSHOとYOHには触れた本欄であるが、あれから3年以上。今回は成長著しいSHOを大特集したい。

オカダと趣味が一緒!?


 SHOと言えば、まず、イケメンという印象が先に立つファンも少なくはなかろう。高校3年時にプロレスファン、それも棚橋ファンになり、徳山大学2年生の際、山口県・キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター大会でのサイン会で棚橋に遭遇(2009年4月24日)。棚橋にプロレス入りの意思を伝えると、「待ってるよ」と返されたのは、有名な逸話となっている。とはいえ、棚橋自体はこの件を明確には覚えておらず、同じようなやりとりを辻陽太ともしていたというオチもつくのだが、しかし、入団してから、棚橋は、こう思ったそうだ。『「きれいな顔してんな。ジャニーズ系だな」って思ったので、「これは早いうちに潰しておかないと」って』(新日本プロレス公式HPより。2020年3月20日更新分)。

 冗句である以上に、そもそも本人は至って真面目な男子。故郷の愛媛県宇和島市が港町だったため、子供の頃から亀を追いかけ、好きな本は動物図鑑。好きな食べ物はシーフード。そして、趣味は釣りだったそう。こちらは、同じく釣り好きのオカダと出かけることもあるようで(霞ヶ浦など)、特に会話なく、離れた場所でずっと糸を垂れ、数10分に1度、「(釣果)来た?」(オカダ)、「いや。まだですね」(SHO)という、なんとものんびりとしたやりとりが交わされている模様。

 実は、中学2年から大学1年まで付き合った女性がいる事実も判明しているのだが(背が高い女性だったとか)、その後の大学生活では彼女が出来ず、SHOは意外な行動に出る。5円玉を集め始めたのだ。「ご縁があるようにと」(SHO)。すると、止まらなくなり、今では数万円分あるというから驚き。そんなSHOのカラオケの十八番は、あの、『アナと雪の女王』の劇中歌、『とびら開けて』。デュエットで歌われる日本語版の歌詞にはこうある。『二人だから扉開けて飛び出せるの』。本欄としては、同映画が2013年公開であることも加味すると、この2人というのは、SHOと女性ではなく、やはり唯一の同期であるYOHを想起してしまうのだが、とはいえ、この(元)テンプラボーイズについては、過去も書いたし、今は、当時、2人のメキシコ修行(2016年2月~)で、予定されていたリングネームが、『風神(YOH)、雷神(SHO)』の他、『赤鬼、青鬼』『キツネとタヌキ』の候補があったことを語るに留めたい。どちらが、どのリングネームだったかは読者も想像して楽しんで欲しい。動物の方は予想せずともという気もするが。

 2017年10月、『ROPPONGI 3K』として凱旋。いきなりIWGPジュニアタッグ王座を奪取。その後も計4回に渡り戴冠しており、2人のタッグとしての卓越ぶりも物語るのだが、その司令塔であった、ロッキー・ロメロは言う。「2人は全く違うタイプ。YOHは自由なタイプ」と。では、SHOは?「真っ直ぐ」(ロメロ)。

トイレの回数が多かった理由。


 そもそも、新日本への入門テスト前に、警察官の試験に合格していたSHO(※なので、「プロレスをやってなかったら?」の類の質問の答えは必ず「警察官」である)。だが、大学4年生時の新日本プロレスの入門テストで、望外の幸運が訪れる。この年から、新日本の入門テストに、それまで180cm以上とされていた身長規定がなくなったのだ。意想外のチャンスに、新日本入団を堅く決めたSHOの入門テスト当日の恰好は、バッチリとスーツ姿だったというから、まさに真っ直ぐというか、生真面目そのもの。そして、着替えてのテスト本番では、自らにあるミッションを課したとか。それは、挨拶、返事は勿論、スクワットのカウントでも、「誰よりも大きな声を出すこと」。こうして、試験官の印象に残るようにしたのだ。終わった後、1週間は喉が枯れていたというから凄い。因みに、この時、一緒にテストを受けたYOHは、「やたらと声が大きいのがいるので、少し遅れてカウント数を言うようにした。そうすれば僕も印象に残るので」としたたか。試験終盤のアピールタイムでは、YOHはそもそもレスラー志望者向けの『プロレス学校』履修者のため、ロープワークを実演。同じくこの時、試験を受けていた芦野祥太郎(元WRESTLE-1、現フリー)は、仰向けから起き上がるヘッドスプリングや、美しいバク宙を披露。ところが、SHOは意外な売りこみをする。「どんな激しいチョップでも、10発耐えてみせます!」実際、耐えてみせた。

 合格者には、翌日中に連絡が来たという。芦野の名はなく、YOHとSHOのみであった。それは、他にも何人もいた受験生の中で、1番と2番目に背の低い2人だった。

「僕は凡人ですから」が口癖のSHO。実際、道場生活で、特に先輩を直立でもてなしている時、やたらとトイレに行くので、YOHが心配して、理由を聞くと、こう答えたという。

「だって朝に、スクワット1000回もやってるんですよ。少しでも、座りたくて……」

 そんなSHOへの、ロメロの評価がもう一つある。

「YOHがスピードなら、SHOはパワー」

またもベストバウトなるか!? 充実の新日ジュニア!


『バスキュラリティ』という言葉がある。筋トレの専門用語だが、平たく言うと、血管が皮膚に浮き上がっている状態のことで、筋肉美の表象の1つとされる。特に上腕のこちらが素晴らしいとされているのがSHOで、まさに鍛錬と節制の賜物。バスキュラリティ表出には、筋トレで筋肉と血管を大きくすることは勿論、体脂肪を減らすことも重要だからだ。事実、SHOの特技は、サプリメントの調合。試合前、こちらを行う様子を、何人もの選手が目撃している。環境で育まれたシーフード好きも、ここで活きている感がある。さらにわかり易く言えば、胸囲と胴囲の差が、30cm以上!こちらは2016年時のデータではあるが、今でも見事な逆三角形のボディとともに、特に背中を含むトレーニングの激しさがうかがわれよう。そう、実際の試合を見れば、パワーファイトが売りの1つであるSHO。ジュニアヘビー級ながら、関本大介ばりのぶっこ抜きジャーマンを見せたかと思えば、近年の新日本では中西学が使い手だったマフラーホールドを披露することも。

 だが、これを受け、昨年の『BEST OF THE SUPER Jr.』開幕直前にはSHOに対し、「無理やりつけたパワーに(自分自身が)振り回されてる。効率が悪い」なる大意の指摘も。先輩、デスペラードの意見であった。にも関わらず、SHOもパワフルファイトを崩そうとはしなかった。背景には、自身の夢があった。それは、新日本における、IWGPジュニアはもちろん、IWGPヘビーや『G1 CLIMAX』を含む、全てのタイトルの制覇。

「小さいなら頑張れば両方出られる」(『新日本プロレス Bi-monthly VOL.5』ベースボール・マガジン社より)

 逆転の発想。なるほど、ヘビー級ではIWGPジュニア王座も獲れなければ、『BEST OF THE SUPER Jr.』にも出られない。そして、この考えと意を同じくするのが、そう、今回、SHOが挑戦する王者、高橋ヒロムだ。「IWGPジュニア王者でありながら、IWGPヘビーを獲りたい」が口癖なことを、読者もご存知だろう。

 2月3日、タッグ対決を終えた2人は控室前で対峙。ヒロムは、「俺の中でSHOはいい意味で、もの凄くいい意味でだ!あの頃の田中翔のままなんだ」とした上で、「最高の試合をしようぜ」と呼び掛けた。「俺はIWGPジュニアヘビー級チャンピオンとして、お前の全てを受け止める」ともコメントしている。SHOが入団当時の夢を持ったまま、挑戦者の位置まで来たことを、喜ばしく思っている節がある。さらに言えば、やはりレスラーの評価は名勝負。昨年12月のヒロムvsデスペラードを2020年のプロレス界・ベストバウトに推す声も多い。こういった状況が続いていけば、言わずもがな、(それこそ体重に関係なく)新日ジュニアの格は上がり、まさに階級の壁なきリングとなって行くだろう。

 同一戦が、その素晴らしきマイルストーンとなることを、願ってやまない。

この記事を書いたライター: 瑞 佐富郎

コメント

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  • SHOくんの筋肉って飯伏幸太くんの筋肉と比べられるぐらいの凄さだから、女子からすれば守ってくれそうな感じがする。YOHくんが試合中に捕まった時もすぐ助けたり、身代わりになったりするからキュンとするところは多々ある。(もちろん、YOHくんもかっこいいです!)

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    (2021/8/15 6:51)
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