2019/11/3 10:05

石井はアニメ声でジャニーズ系!鈴木みのるは大嫌い!? KENTA・はっちゃけコメント集!

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石井はアニメ声でジャニーズ系!鈴木みのるは大嫌い!? KENTA・はっちゃけコメント集!
5.0

石井智宏相手に、ツンデレ口撃!


 以前も本コラムで触れたが、2010年、『G1 CLIMAX』に出撃予定だった丸藤正道(NOAH)が、直前の怪我で出場を回避。代役はXとされ、開幕前日会見で発表とされたことがあった。当然、丸藤以外のNOAHの主力選手の名が、予想として取り沙汰されたが、当日、現れたXは、オーソドックスに新日本のジュニア戦士、プリンス・デヴィット。その際、記者が呟いた言葉が忘れられない。「デヴィットには経験にもなるし、良かったんじゃないか?NOAHからはKENTAくらいが出て来ないと、出オチに終わっちゃう可能性があるから」他の杉浦、潮崎らは、既に新日本マットに幾度も上がっており(*潮崎は同年のG1の別ブロックに参戦)、確かに、この時、もしサプライズを起こせるとすればKENTAの出場くらいしかなかった。

 そのKENTAが新日本を主戦場にし始めてから3ヶ月。いよいよ存在感を出して来た。それも試合のみならず、試合後のコメント発信という形で。「「(石井って)ちょっと顔がジャニーズ系じゃない。イケメン方向で、あのSHO、YOH、TOMO(石井)、3人で何かイケメンのグループ作ろうとかって垣間見えてね」(10月14日)、「萌え~っ! 萌え~っ!TOMO(石井智宏)に萌えた!何が言いたかったかっていうと、『YOSHI-HASHIはブス』ってこと」(10月16日)、「彼(石井)って、ちょっとアニメ声じゃない?また、出てきちゃうから。このへんにしとくわ(控室に向かう途中、姿が見えなくなってから)萌えーっ!」(10月17日)、「TOMOヲタがさぁ、いよいよウチワに『TOMO』って書いたヤツ持ち始めたでしょ?今日も70~80人はいたべ。『#TOMO』で自分のお気に入りのTOMOの写真をツイッターに上げてトレンドを騒がせようなんて思うなよ」(10月28日)etc。因みに最後のコメントの夜、筆者が、『#TOMO』でツイッター検索すると、驚くべき数の石井の写真が上がって来ていた……。

 実はNOAH時代から、そのコメント力には定評のあったKENTA。今回の当欄は、このKENTAのはっちゃけコメントを過去から大特集したい。

小橋と一字違いの本名も、弁舌は似ても似つかず?


 2000年にプロデビューしたKENTA。どうしてもNOAH戦士のイメージが強いが、実はデビューは全日本プロレス。この年の5月25日に丸藤を相手に初陣。惜敗はするも、ミサイルキック、ボディアタック、高角度の回転エビ固めなどなどを繰り出し、あの三沢に、「俺のデビュー戦より良かった」と言わせる健闘ぶり。そして、調べてみるとKENTAはこの時のコメントから、なかなか堂に入っていた。「やりたいことは、出来たと思います」

 三沢から「何せ心配せず、ついてくればいい」との言葉を貰い、この約3週間後には、新団体NOAHに参じていたKENTA。全日本時代と引き続き、本名(小林健太)が一字違いの小橋健太(後に建太)の付け人となった。よって、後にWWE入りした際、そのプロフィールを載せた同団体HPに師匠として小橋の名が載っていたほどの薫陶も受けている。だが、こと、口舌面では、KENTAの方が相当マセていたようだ。
「僕が頑張ってた時、丸藤さんは休んで家で大好きなお菓子を食べていたわけでしょう?そんなチョコレートで出来た体、溶かしてやりますよ」(2002年12月)負傷欠場していた丸藤の復帰戦を務める際のコメントだが、デビュー2年半にしてこれである。翌年2月に伝説のジュニアタッグ・オールスター戦『ディファ・カップ』が開催となると、「ウルティモ(・ドラゴン)なんて30過ぎたオッサンでしょ?眼中にないですよ」「高岩(竜一)には、『思いっきりブサイクへの膝蹴り』を決める」とさらに突っ込みが辛口に。

 ところが反面、自らの試合のこととなると、「メインに応える試合が出来たかというと……」(2002年10月21日・NOAH史上初のジュニアのみのメインを戦い)、「言葉が見つからない。この一年は、なんだったのか……」(2004年11月。自らの7番勝負を1勝6敗で終え)などなど、極めて殊勝な発言が目立つのもKENTA。
そう、そのコメントは、向けられる相手によって、ハメが外れるものだったのだ。

トップになるにつれ、さらに機知も鋭く。


 師匠・小橋にすら、一騎打ちで負けた際、「試合後、小橋さんが結構長く喋れてたみたいなんで、そこが(ダメージを与えられず)ちょっと残念ですね」(2004年10月)と言い残したKENTA。あの鈴木みのるとの対戦前には、「顔とか髪型とか、全て僕の好きなタイプではない。クラスが同じだったら、絶対仲良くならない」(2005年8月)とバッサリ。この遠慮ない無頼さがKENTAの魅力になって行く。「お前らがショッパイ試合したから、変な空気になっちゃったじゃないか!」(2007年7月。日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦で、鈴木鼓太郎&リッキー・マルビンvsジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコが最終戦を終えるも、盛り上がらず)。森嶋猛が「ジュニアではヘビー(級)には勝てない」と言えば、「たまに頑張る人に、ああいう発言はされたくない」(2005年11月)。ピンクのTシャルが初々しい中嶋勝彦から挑戦表明を受ければ、「だいたいピンクのTシャツが似合うような奴に負けるわけには行かない」(2009年1月)。ROHへの遠征で、サモア・ジョーにマイクで挑発されると、「アイ・キャン・ノット・スピーク・イングリッシュ!」(2006年3月)。とはいえ、2013年8月、GHCヘビー級王者として、シェイン・ヘイストから、「ケンタ、アイ・ウォント・ユー、ネクスト」と迫られると、「英検3級の俺でもその英語は分かるぞ!」と挑戦を快諾。ジュニアの枠を飛び越え、トップ戦線で戦うにつれ、ますますコメントにエスプリと毒がまぶされて行った。

 モハメド・ヨネが2009年1月にはじめたユニット、ディスオベイには、「そんなチームがあるんですか?知らなかった。ポリシーがないから」(2010年9月)と、結成から1年半以上経つのに、一刀両断。2013年、そのヨネが自らの持つGHCヘビー級王座に挑戦を表明すると、当時、ヨネが発売したCDアルバム『夢で逢いたい』を肴に弁舌。「このタイトル自体、現実が見えてない。歌手の副業もいいけど、プロレスを頑張らなくちゃ」。同王座の挑戦者連に、当然名の挙がると思われた杉浦が風疹で欠場すると、「なんですか!40過ぎて風疹って!」(2013年2月)

 そして、NOAH時代、そんな皮肉と諧謔が、一気にピークに達したのが、外敵、新日本勢との対抗戦だった。

新手のコメント力で、ファンを扇動?


 そもそもNOAHのトップとして、常に内部充実という、極めて真っ当な目標を掲げていたKENTA。よって、対抗戦自体に反対の姿勢を貫いていた。「俺を対抗戦に出すのは、紅白のトリで北島三郎にヒップホップを歌わせるようなもの」という発言もあるほどである(2010年6月)。然るに、流れが新日本勢のNOAHマット参戦に傾くと、舌鋒はさらに鋭く。

「矢野、飯塚、高橋(裕二郎)の3人はどうなの?新日本さんは確か、金の雨を降らせてくれるんですよね?今のところは、彼が参戦しても、ただどんよりしてるだけだよ。遠慮しないで(金の雨)どんどん降らせてよ」(2013年4月)、GHCヘビー級王座への挑戦を表明した矢野が、勝ったら自身の店でのバイトを要求すると、「矢野さんが好きだという、チェック柄のシャツで厨房に立ちますよ。ただ、バイト代はお願いします」と、どこか人を食った返し(2013年5月)。2013年10月、永田裕志のGHCリーグ戦参戦が決まれば、「最初に断っておきたいが、俺はナガダンスの大ファンだから。独自にDVDを編集して、家で大笑いしながら観賞している」としつつ、「(リーグ戦の)決勝戦の舞台であれをやらせるわけにはいかない。(中継する)日テレのためにも俺が阻止する」と王者らしい決意。ヒップホップ系の音楽に詳しいKENTAらしく、「なぜなら、あれはお遊戯の域を越えてない。ダンスを真剣にやっている人間に失礼だ」と付け加えるのも忘れなかった。なお、永田は同リーグ戦に優勝し、ナガダンスも披露。母屋を取られた格好のKENTAは同年12月、自らのGHC王座を賭けて永田と対戦。「額から流血させると、カッコ良く見える場合があるから、鼻血を出させちゃおうかな。鼻血っていい絵じゃない?ハハッ」と予告していたが、試合では流血なしの壮絶な打撃戦に。負けた試合後の永田に、こう言わしめた。「久しく感じなかったストロングスタイルを感じた」……。

 新日本に上がって約3シリーズを終え、いよいよ敵も決まり照準の定まって来たKENTA。その内容とともに、コメントによる煽りにも期待がかかる。なお、いまさらなのだが、冒頭にある「ウチワに『TOMO』って書いたヤツ持ち始めたでしょ?今日も70~80人はいたべ」というのは、ただの捏造なのだが、SNS上だと、意外と信じているファンが多いのにも驚いた。KENTAの次のビッグマッチは11月3日(日)のNEVER無差別級選手権防衛戦、vs石井智宏。場内がウチワで埋め尽くされるか、おそるおそる待ちたい。

この記事を書いたライター: 瑞 佐富郎

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