2019/4/3 19:56

プロレスは現代美術!「バーリ・トゥード in ニュータウン」4月12日から阿佐ヶ谷で開催。【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】

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プロレスは現代美術!「バーリ・トゥード in ニュータウン」4月12日から阿佐ヶ谷で開催。【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】
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現代美術家の中島晴矢氏による個展『バーリ・トゥード in ニュータウン』が、2019年4月12日から30日まで阿佐ヶ谷・TAV GALLERYで開催される。

展覧会では、中島氏の代表作といえる映像作品『バーリ・トゥード in ニュータウン』3部作を上映。これは端的に言えば郊外で路上プロレスをする覆面レスラーをカメラで追ったもので、作者である中島氏が1995年に日本ビデオ販売から発売された『ケンドー・ナガサキの バーリ・トゥード in 商店街』を見て衝撃を受け、オマージュを捧げた作品群だ。

ケンドー・ナガサキを含む当時の大日本プロレスのレスラーを主人公においた『バーリ・トゥード in 商店街』は当時のビデオ市場としてはクリーンヒット。プロレスと相性のいいモキュメンタリー手法は一軒家を舞台にした『IWA JAPANプロレス 一軒家! 家庭内暴力デスマッチ』、銭湯で戦う(なぜかエプロンサイドが湯船内)『真FMWターザン後藤in大銭湯プロレス』、24時間狙われるため電車内でもプロレスせざるを得ない『府川由美の美少女戦士伝説 ザ・闇討ちプロレス!』など派生作品を生み、映像面ではテリー伊藤&高橋がなりという主要スタッフは設定を家庭内暴力デスマッチを土台にした映画『あゝ!一軒家プロレス』(2004年)まで制作。

高木三四郎vs飯伏幸太による本屋プロレスから連なる幾多の路上プロレスも、『バーリ・トゥード in 商店街』という“前例”がどこかによぎったから実行に移せた面はあるだろう。しかしあの商店街の家電や駄菓子屋のゲーム機をぶん投げぶつけていた波紋が、映像というエンタテインメント、プロレスというスポーツだけでなく、現代芸術という芸術分野までに広がり伝わっていたというのが感慨深い。まさにプロレスはバトル&アート、つまるは格闘探偵団!

2014年制作の『バーリ・トゥード in ニュータウン』、2017年制作の『バーリ・トゥード in ニュータウン-パルテノン-』2018年制作の『バーリ・トゥード in ニュータウンーエキスポー』『バーリ・トゥード in ニュータウン』全3部作が一堂に会すのは今回が初。HIPHOPにも造詣が深い中島晴矢氏の目線からうかがえる現代美術という目線で見る路上プロレスの世界。プロレスファンも是非伺ってはいかがだろうか。


■中島晴矢 個展「バーリ・トゥード in ニュータウン」
会期:2019年4月12日(金)~ 4月30日(祝・火)
会場:TAV GALLERY
住所:東京都杉並区阿佐谷北1-31-2
電話番号:03-3330-6881
時間:13:00~20:00
休廊:水曜、木曜
レセプションパーティー:4月12日(金)18:00~20:00

■トークイベント
日時:4月19日(金)13:30~15:00
出演:千葉雅也、中島晴矢
料金:一般2,000円、学生1,000円


【関連サイト】
TAV GALLERY公式サイト
ガチンコ―ニュータウン・プロレス・ヒップホップー
ガチンコ―ニュータウン・プロレス・ヒップホップー> 中島晴矢氏の作品
ガチンコ―ニュータウン・プロレス・ヒップホップー> 中島晴矢氏の作品
ガチンコ―ニュータウン・プロレス・ヒップホップー> 中島晴矢氏の作品
中島晴矢 a.k.a DOPE MEN

この記事を書いたライター: 漁師JJ

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