2016/5/16 10:12

LOS INGOBERNABLES de JAPON 内藤哲也のトランキーロな世界

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LOS INGOBERNABLES de JAPON 内藤哲也のトランキーロな世界
3.0
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4.10 両国国技館のメインイベント。勝ち名乗りを受けたのはLOS INGOBERNABLES de JAPON 内藤哲也だった。あの日、観戦に行っていた筆者が感じたことは、内藤の時代がもう始まっているということ。試合開始前の入場から場内は割れんばかりの大内藤コール。内藤がベルトを戴冠するのが待ちきれないという雰囲気に包まれていた。それはオカダにブーイングが起こるほど、圧倒的なまでの内藤支持だった。試合が始まっても終始内藤の空間であり続けた。後に放送を見直したのだが、実況の野上アナが言っていが、まさしく「両国の磁場が逆転した」という状態であったと思う。
そしてデスティーノが決まった瞬間、大歓声とカウントの大合唱。気づけば場内の空気に圧倒され、中立的な立場で観ていた筆者自身も両手を挙げて喜んでいた。もう内藤の世界観に魅了されていたのである。

内藤は試合後のリング上でのマイクで「新日本プロレスを応援して下さる皆様に、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONが新しい景色をお見せしたいと思います。」と語った。このセリフ、プロレスラーはよく用いるものの、それをハッキリと体現出来る選手は限られている。そんな中、もしかすると今の内藤なら・・・という淡い期待感がロスインゴ旋風を後押ししているのかもしれない。
一体どんな景色が見れるのだろう。そんな期待をよそに内藤は後日のインタビューで「あんな高くベルトを投げてるところ見たことある?ほら、新しい景色見れたじゃん。」と語っている。いやいや(笑)。今や内藤の一種のパフォーマンスとなりつつある行為ではあるが、ファンが待っているものはこんなものではない。きっと内藤に言わせればトランキーロということだろう。ハードルを高くして待とうと思う。

こうして悲願のIWGPヘビー級王座を戴冠した内藤であったが、振り返ればエースになり損ね、ブーイングを浴び続けた日々があったからこそ、今の内藤が形成されたのだと思う。そんな内藤はインタビューで「おいおい、随分風向きが変わっちまったな。あれだけブーイングして俺のことを笑ってたやつらはどこに行ったんだよ。俺が調子良いから俺に乗ってきちゃったの?調子良すぎでしょ」と毒づいている。確かに内藤の言うとおりではあるが、世論とはそういうものであり、むしろブーイングを歓声に変えた今の内藤は本物であると思う。

しかし!!最近の内藤は有頂天になりすぎているように思う。先日の福岡での石井の挑戦を退けた後の会見における内藤の発言について、筆者は以下の点を取り上げたいと思う。

まず1つ目は「IWGPヘビー級チャンピオンの決定権の無さを痛感した」という一言から。これは内藤の了承なしに次期挑戦者がオカダに決定したということから内藤が発した言葉である。ここで内藤はリターンマッチ権について触れており、何回でもリターンマッチが出来るじゃないかということを述べている。これはプロレス界全体に通していえることではあるが、確かに不明瞭な点であり、リターンマッチという試合は度々組まれるものである。ただ、前王者だったからというだけで試合後にすんなりアピールすれば挑戦出来るのか。なんなら王者など関係なくアピールすれば挑戦という展開もよくある展開であり、こういったグレーゾーンに触れるところは現在の内藤が評価される所以であると思う。

続けて2つ目は「なんならファン投票でもやってみます?」という発言から。これは内藤は次期挑戦者にオカダではなくEVILを指名したいがために発せられたもので、冗談交じりではあるかもしれないが、自身が過去に受けた屈辱を、同じ形でオカダに味わせようという意図は汲み取れる。しかし、ここで言っておきたい。やめた方が良い。それこそトランキーロである。確かにEVILは優れた選手で評価されつつあるものの、まだIWGPは早い。そのため、ファン投票でも票は伸びず、思惑通りにはならないだろうから。あまり大口は叩かない方が良いかと・・・。

そして3つ目は「大阪のファンにだけは昔と変わらずブーイングを送り続けてほしい。手のひら返しをしてほしくない。」この発言について、両国では大内藤コールだったが、福岡では石井と5:5という印象だった。そのため、まだ完全に内藤ワールドは浸透していない。そんな中でのこの有頂天発言は危険に感じる。ただ、今の内藤にとっては、歓声もブーイングもどちらもが内藤に対するエールになってしまう。先日の福岡大会で実況の山崎一夫氏が言っていたが、今の内藤は華に毒がプラスされていると。まさしくベストな表現であると感じるとともに、内藤がどこまで自分の世界観を作っていけるかが非常に楽しみである。

長文になってしまったが、今後のLOS INGOBERNABLES de JAPONの活躍に期待したい。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事を書いたライター: KoP

コメント

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  • 内藤について、まずは石井があれだけ日頃と違う戦い方をしてきたのに、
    介入も無くギリギリでも勝ったのは一応評価する


    内藤は昔からナルシストで口数が多く、現状に伴わない恥ずかしい発言が多かった
    よく新日運営の非難を口にするが、昔は色々口数多いわりに、かなり優遇され続けたが
    (棚橋が台頭してくる近辺で)
    そのチャンスに答えられず、試合としても結果が出せない事が
    昔の賢明なファンのブーイングという形で現れていた

    実は総合的に優遇されていなかったのは、真壁や石井の方なのではないだろうか?
    (別に両選手ともそれほど好きではないが)
    ある程度の期間のトータルで考えれば、内藤は随分と優遇され
    チャンス与えられ続けてきたのにいかせず文句いう口数の多い贅沢者ではないだろうか?

    そして、内藤は、いくつかの新しい技や協力な技は持っているが
    基本的にはあまり変わっていない
    今回状況が変わった大きな原因は、一連の要所要所でのEvilとBushiの介入が大きすぎる
    オカダの時には、その二人ハクリアしたが真田迄登場の三人介入だった

    最初に挙げた、石井戦の勝利はしかたなしに認めるが
    試合後、内藤は口数多くギリギリじゃなかった言い訳をし必死に取り繕っていたのが
    やっぱり変わってないなと思わせるのに十分過ぎた

    そして、その石井に変な介入無しでも勝つ事ができる選手は
    石井には悪いが、新日には複数思いつくし存在する

    内藤は、単独だとあの程度の必死な戦いでやっとの勝利では、
    実力的には、昔からあまり変わらず介入なしでIWGPベルトとるのは難しい

    唯のバレットクラブの日本版の挙句
    この口先だけの内藤を応援するようなファンを集めて
    今後の盛り上がるような新日運営は盛り上がっていくのだろうか?

    別に新日運営がファンに直接的に内藤を応援させている訳ではないが
    新日運営側はこのような唯の口数多いバレットクラブの日本版のようなグループが
    公然と介入や反則をしても、ファンから声援を受ける状況を
    かなり異常な事と認識し、運営を含めた自ら落ち度も深く考え分析し
    早くこの異常な状況を治すべきである

    これは、棚橋やオカダの時からうまく行っていたように見えて
    内在していた問題が一気に表面化しただけかもしれない
    (不満が累積していたが表面化できなかっただけで)
    それを深く考え、カッコ悪い薄っぺらが見世物として以外に声援を浴びる状況を
    作り出し続けると、賢明なファンも駆逐されていくと思われる

    ちなみに、棚橋やオカダが勝ち続けるのも面白くなく、
    後藤の直線的な強さの限界やカオス入りにもがっかりしている

    ID:1002236 [通報]
    (2016/5/26 2:51)
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  • 何が言いたいのかようわからん。どうなってほしいの?

    ID:3566736 [通報]
    (2017/10/7 19:03)
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